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SP赤道儀で経緯台モード自動導入テスト
家庭の事情で、多少、間が空きましたが、本日ようやくSP赤道儀の極軸を天頂に向けた経緯台モードでの自動導入テストを実施することができました。
ちなみに、自作用モータードライブコントローラ:OnStepでは、赤道儀モード⇔経緯台モードを切り替えるためには、Config.hの設定を一か所修正し、再コンパイルしてArduinoにロードする必要があります。
赤道儀の場合は、極軸セッティングは、極軸望遠鏡でかなり正確にできますので、多少の時刻のずれなども、極軸の回し方で多少調整できますが、経緯台モードの場合、方位角と高度での導入となりますので、それができません。正確な時刻や場所の経度緯度の設定が重要になります。
今回は、簡易テストのつもりで、べランダのピラーに設置しましたが、極軸を多少なりとも正確に天頂に向けるには、三脚と台座の水準器を使った方がよさそうです。
導入テストは、FS60CB+RDを使って、一等星や星団などを次々導入してみました。しかしながら、やはり極軸のセッティングが怪しいためか、導入結果はイマイチでした。まあ250mmの写野には入りましたが・・^^;
なお、自動導入速度は、12Vで720倍速で動作しています。赤道儀モード時よりも、持ち上げるような動作が少ないせいかもしれませんね。
次回は、ベランダではなく、三脚を使って、何とかうまく天頂に向けて設置して、テストしてみたいと思います。
SP赤道儀の1/32マイクロステップ駆動テスト
昨日プーリーを取り付けた1/32マイクロステップ駆動モーターで、早速、撮影テストをしてみました。ベランダでのテストなので、スマホを使った超荒々極軸セットです^^;
輝星はシリウスです。
FS60CB+RD+EOS kiss X7、ISO-100、30秒、JPEGサイズ変更のみ
昨日の1/32マイクロステップ駆動モーターでノータッチガイド
何となく、うまく点像に写っているようですが、等倍に拡大してみると、流れています(>_<)
でも、星図と見比べてみると、どうやら南北方向のようです。極軸を適当にセッティングしたせいにしておきます。
ということで、200~300mmの撮影用なら、何とかなりそうですね。いい加減なテストだこと・・(笑)
SP赤道儀で1000倍速?(笑)
先日来、SP赤道儀にいろんなモーターを付けてテストして(遊んで?)いますが、B.S.Revolutionさんから、余ってますよ!ということで、シナノケンシのモーター(200ステップのHBステッピングモーター)と取付治具を譲っていただきました。
B.S.Revolutionさん、本当にありがとうございます!<(_ _)>
早速取り付けては見たものの、残念ながら、MT-1モーター用の純正スーパーギアでは届かないので、困ったときのプーリー&ベルトを入手し、本日、装着テストを実施しました。プーリーは、46:20ですので、ギア比は2.3になります。
これを、OnStepコントローラーで、1/32マイクロステップで駆動します。電源は12Vです。
最高速度を、4度/秒に設定して駆動してみました。360度で24時間ですので、0.00417度/秒で1倍速、4度/秒なら960倍速になります。
動画を確認すると、赤経微動軸の大きいプーリーが10回転するのに、約6秒かかっているようなので、1回転なら0.6秒。SP赤道儀はウォームが144枚ですので、恒星時なら600秒で1回です。600÷0.6で約1000倍速、と設定どおり回っているようです。ただ赤道儀はまだ無負荷なので、実際には、ここまでは出せないとは思います。
最終的には、経緯台モードで使うつもりなので、もう1セットプーリーが必要ですが、現在は赤道儀モードなので、一度、このまま写真を撮ってみようと思います。1/32マイクロステップ駆動の精度はどれくらいなのでしょうね。
オートガイドは無理でも、ポータブル赤道儀くらいになると、使い道も広がりそうです^^;
2/11-12のN湖でのM64など
2/11-12のN湖で撮影したM64:黒目銀河です。400mm程度の焦点距離では、トリミングしても、目玉焼きにしか見えませんね(笑)
FL-80S+EDレデューサ、X-M1、ISO-2000、210秒×15枚
EM-200B+NS-501+ASI120MM+ラズパイでオートガイド
CameraRawで現像、ノーダーク&ノーフラット、SIでコンポジット、
PSで調整、トリミングあり
次はもっと小さくて苦しかったアンテナ銀河:NGC4038とNGC4039です。右下はNGC4027ですね。
是非、もう少し長い焦点距離でリベンジしてみたいですね。
210秒×10枚
今度は、超ちっちゃ~いシリーズの、M104:ソンブレロ銀河です。以前のちっちゃ~いシリーズは、レデューサにエクステンダーを組み合わせていたのですが、今回は、ノータッチガイドでしたので、エクステンダーを使えませんでした^^;
久しぶりにキャノンのRaw画像をダーク処理しました。やり方、すっかり忘れてました。なぜか赤ハロが出たので修正してます(笑)
FS60CB+RD+LPS-D1+EOS Kiss X7、ISO-1600、3分×12枚
GP赤道儀でノータッチガイド、RAP2でダーク処理、SIでコンポジット、
RawTherapeeで赤ハロ除去、PSで調整&1/2トリミング
2/11-12もN湖にプチ遠征
諸事情により、遠方への遠征がしづらくなり、12月のはやぶさ2スイングバイの観測以来、5回連続でN湖に来ています。まあ、誰もいないので、寒い時は、暖も取りやすくていいのですが・・(笑)
21時ごろに現着しましたが、光害が残る場所での暗くて寒い中でのセッティングは、どうしても手抜きになりがちです。今回も、オートガイド環境を2セット立ち上げるのが面倒で、1台はノータッチです^^;
取り急ぎ処理した2枚を載せます。
1000円レンズでの撮影ですが、周辺までいけてます。これくらい写ればヨシとしましょう!(^^)
カノープスの観測(2回目)
1/13に初めて観測してから、2回目の観測になります。前回は、場所がわからず、南中時刻を逃したので、リベンジです。
前回から3週間ほどが経過しており、南中時刻も1時間半早くなり、20:54です。今回は30分前には現着し、前回と同じ場所から撮影します。前回より、透明度が悪い感じです。嫌な予感がします・・・(笑)
案の定、双眼鏡を忘れて来てしまい、眼視では全くわかりませんし、撮影してみても、見つかりません。
仕方なく、前回の写真とほぼ同じ位置に向けてセットし、インターバル撮影開始です。撮影中も確認できないままでした。
不安なまま撮影終了し、帰って、画像を確認すると、何とか、写っていました!良かった!(^^)
SMC-Takumar 3.5/135mm(絞り5.6)+EOS Kiss X7、ISO-800、2秒×252枚
KikuchiMagicで比較明合成、PSで若干処理
NEX-5Rの方は、途中でバッテリー切れしてしまいました(>_<)
これからさらに南中時刻が早くなっちゃいます。やはり夜半過ぎの方が、低空まで空が晴れるでしょうから、観測時期は、12月~1月の方が良さそうですね。
それにしても、月が大きくなるまえに、近場でも良いので、遠征したいですねー^^;
前期SP赤道儀にEQ5アップグレードキットモーターを取り付けてみる
先日、以前から工作して遊んでいるDIY向けモータードライブコントローラー:OnStepで、EQ5アップグレードキットのモーターを接続してみたところ、モーター単体では、12Vで1200倍速が確認できました。これをSP赤道儀と組み合わせれば、高速な自動導入経緯台ができるかも?と思い、試してみることにしました。
といっても、当方のSP赤道儀は前期型で、GP赤道儀のようなモーター取り付けの穴がありません。MT-1モーター取り付ける時は、イモネジ4個で固定するのですが、どうがんばっても、EQ5モーターは付きそうにありません。
これまでは諦めていたのですが、どうしても試してみたくなって、表側から裏側に向かって、穴あけ工作をすることにしました。結構、厚みがありそうです。
極軸高度分度器を外したところです。この中のネジが、結構硬かった。
台座を外してみたところ、ラッキーなことに、中は空洞になっていました。これなら、トンネルを2本掘らずに済みそうです(笑)
ハンドドリルでの目分量工作なので、空洞でも、2個穴が開きそうでしたが、強引に修正しました。ネジを取り出せなくても、ヘックスキーで回せることができればOKとしました。
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