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CCDカメラでオートガイドのテスト3
年内最後の晴れの夜みたいなので、CCDカメラでオートガイドのテストの続きをやりました。
かれこれ5回目くらいでしょうか。未だに満足な結果が出ません。
それ以外にも、いろんな課題も見えてきました。
まず気温が低いので、SG1000だと、赤道儀駆動+PC+CCDカメラで1時間くらいしかもちません(+_+)
まあ、明日も仕事なので、寒い中、1時間だけのテストです。
それからCCDカメラは、仕様は12V駆動なのですが、バッテリー直で13Vもあると壊しかねないと、
10V付近で使っていたら、電圧降下で9V付近になってしまうと、フリッカーが出るようになり、
当然ガイディングに影響が出るようになっちゃいます。
yoshyさんのご報告通り、やはりバッテリー直が良さそうですね。
さらに、オートガイドソフト:iAGでは、なかなかうまくいかないので、PHD Guidingなども試してみました。
結果のグラフはこんな感じだったのですが、何となくひどい結果のようです。
ASCOMだと、いろんな設定個所があるので、良くわかりませんね。
もっと設定要素を減らすべく、USB-IOを復活させたので、次回は、USB-IO+GAGP1で試してみます。
といっても、新年になりそうですが・・・(-.-)
CCDカメラでオートガイドのテスト2
今夜から天気がしばらく崩れる、ということなので、iAGの設定パラメータを再確認して、
さきほどさくっとテストして来ました。
設定変更前:CCDカメラ側シャッタースピード 感度 16倍、SXD赤道儀オートガイド:設定値8
iAG計算周期:250ms、赤経補正率:50%、赤緯補正率:50%
設定変更後:CCDカメラ側シャッタースピード 感度 8倍、SXD赤道儀オートガイド:設定値7
iAG計算周期:150ms、赤経補正率:50%、赤緯補正率:25%
ここまで調整して、パソコンがバッテリー不足になり、本日はここまで。
赤緯側はそこそこ落ち着きました。赤経側は補正率が不足なのか偏差が取れませんでした。
何となくパラメータ設定よりも、星像の小さい(暗い)星を選ぶのが良さそうです。
またトライします(^^)
CCDカメラでオートガイドのテスト1
今夜はふたご流星群の極大日なのですが、昨夜に引き続き、CCDカメラのテストをやってます^^;
USBのビデオキャプチャーをGV-USB2/HQに変更しましたが、やっぱり640x480は選択できません。
最近は4:3で画像を処理するチップってなくなってきたのかもしれませんねー(>_<)
まあ、気を取り直して、昨夜同様FC-50取り付けて、SXD赤道儀とオートガイドソフト:iAGをLANケーブルで接続し、ASCOMモードでオートガイドしてみました。確認用にNEX-5と200mmも付けました。
なお、iAGを選択したのは、720x480でもきちんと映像が表示されたのと、ASCOMモードがあるためです。
さすがに高感度CCDカメラのおかげで、ガイド星には全く苦労しません。ガイド星選択のハードルは、無事にクリアできました。
さて肝心のオートガイドはというと、実はiAGは、以前Webカメラで一度使ったことがあるだけで、あまり設定方法も知りません。とりあえずキャリブレーションを実行し、ガイドしてみましたが、下記のありさま・・・(+_+)
赤経側は、まあ何とか許しても、赤緯側のハンチングが大きいです。200mmの撮影結果は見るまでもありません(>_<)
(ちなみに、プレビューに写っているのは、M42です。肉眼で見えるように映ってますね)
iAGの説明書をよく読んでみたら、ASCOMモードでは赤経と赤緯の同時修正ができないので、赤経の修正が優先されて、赤緯はその後になるために、ハンチングが出てしまうとか。
対策として、赤緯の修正量を小さくしてみる、と書いてありましたので、今度試してみることにします。
他にもいくつか課題がわかってきたので、次回までに、もう少しチューニングして、リベンジします。
なかなか難しいものですねー(^_^)
ちなみに、ふたご座流星群らしき流星は1つ見ました!(^^)/
また埼玉県民の森に行って来ました!
12/8の土曜日、夜半から月夜ですが、GPVで黒一色だったので、遠征して来ました。
目的は、NexGuideでの10分間以上の露出と、微速度撮影のテストです。
寒波が来るとの予想だったので、防寒着にカイロにと、万全の備えで行きました。
目的は、NexGuideでの10分間以上の露出と、微速度撮影のテストです。
寒波が来るとの予想だったので、防寒着にカイロにと、万全の備えで行きました。
12月になると冬季閉鎖状態なのか、県民の森の駐車場は、一番上の場所のみしか解放されないんですね。
トイレも2カ所とも閉まってます。
トイレも2カ所とも閉まってます。
さすがに寒さはありましたが、風もおさまり、まずまずのコンディションだったと思います。
県民の森、普段はあまり会話もなく、皆さん、黙々と作業をしているのですが、以前、同じ場所で知り合った方がいたこともあり、その場所にいた7人全ての方に、声を掛けたら、いろいろ機材談義も始まり、なかなか楽しい観測となりました。
ちなみに、周りのほとんど方はタカハシの赤道儀で、性能や作業性も考えて選定されているようで、いろいろ勉強になりました。
で、当方の結果は、ダメダメでした(>_<)
防寒着にカイロ所持の人間は大丈夫だったのですが、氷点下になると機材の方が何となく調子が悪くなりました。
赤道儀は動きが硬くなるし、NEX-5のバッテリーは、40%まで下がったら、すぐに赤表示で使えなくなりました(+_+)
やっぱり予備バッテリー買わないと・・・(笑)
赤道儀は動きが硬くなるし、NEX-5のバッテリーは、40%まで下がったら、すぐに赤表示で使えなくなりました(+_+)
やっぱり予備バッテリー買わないと・・・(笑)
それに、周りのPCでのガイド環境に比べると、NexGuideのガイドの状況が把握しづらい点が気になりました。
使い慣れてないだけかもしれませんが、PCなしのガイド環境も、やっぱり一長一短ありますね。
たまにしか遠征できない当方には、ガイドの状況が具体的に把握できるPC環境の方がいいように思えてきました。
使い慣れてないだけかもしれませんが、PCなしのガイド環境も、やっぱり一長一短ありますね。
たまにしか遠征できない当方には、ガイドの状況が具体的に把握できるPC環境の方がいいように思えてきました。
それで仕方なく、これまでどおりのノータッチガイドで撮ってみたのですが、やはり流れまくりでした。
2枚だけ載せておきます。いつになったら、10分以上の露出ができるようになるんでしょうね(^^)
2枚だけ載せておきます。いつになったら、10分以上の露出ができるようになるんでしょうね(^^)
共通データ
GINJI-150FN(15cmF4)直焦点+R200SS用自作コマコレ+LPS-P2、NEX-5、ISO-1600、GPD2赤道儀でノータッチガイド
GINJI-150FN(15cmF4)直焦点+R200SS用自作コマコレ+LPS-P2、NEX-5、ISO-1600、GPD2赤道儀でノータッチガイド
馬頭星雲 露出時間150秒、Photoshopで多少画像処理
M42 露出時間133秒、Photoshopで多少画像処理
NEX-5が使えないので、早めに引き上げました。
ご一緒された方々、またお会いしましたら、よろしくお願いします!(^^)
2012年もあと一ヶ月
今日は、午前中の雨まじりの曇り空から、突然晴れたので、久々に太陽を撮ってみました。
昼間はもともと日射でシーイング悪いのに、冬型の空気の最悪のシーイングで、ピント合わせもままらない感じでしたが、とりあえずアップします。左上の黒点が四角計にならんでて面白いです(^^)
FC-50(口径50mmF8)直焦点、ND-1000000フィルター、NEX-5、1/2500秒、ISO-200
良く見たら、結構ゴミが写っていたので、他の1枚とコンポジットしようと思いましたが、通常の天体写真と白黒が逆で、黒点が薄くなってしまうので諦めました(笑)
この機材、今年の金環日食と金星太陽面通過で使った機材です。
金環日食は那須高原SA、太陽面通過は出張先(!)の福岡で撮影しました。
天文年2012年も残すところあと1か月、今度この機材を使うことになるのはいつでしょうね。^^;
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