電子観望メシエマラソン
久〜〜〜しぶりの投稿です。活動していないわけではないのですが、一年以上空くと、いつ更新すべきか悩みますね(笑)
さて、先週3/10の夜は一晩中快晴予報だったので、平日にもかかわらずメシエマラソンを実施しました。と言っても、コロナ禍ですので、お手軽に自宅ベランダにて自作の自動導入赤道儀を使って、布団に包まりながらの電視観望での観測です。
機材は、天頂付近で南北に鏡筒を振ると手摺りにぶつかりそうなので、短めのFS60CBの6cmF6の鏡筒にフォーサーズのASI294MCを付けました。ライブスタック時間は30秒から3分です。短時間で撮影するためにも、もう少し明るい鏡筒が良かったかもしれません。

19時過ぎに始めて、途中2時間の仮眠を取りながら、朝5時過ぎまで頑張ったところ、ベランダでの観測なので北側の天体や高度の低い天体は観測出来ませんでしたが、合計90個のメシエ天体が観測出来ました。観測結果のリストはこちら
最初のころは時間もあり楽ちんで、3分間ライブスタックとかも出来ていたのですが、最後の薄明開始前の夏の銀河の中の星団たちは数が多くて、自動導入とはいえ結構痺れました。
機材は、天頂付近で南北に鏡筒を振ると手摺りにぶつかりそうなので、短めのFS60CBの6cmF6の鏡筒にフォーサーズのASI294MCを付けました。ステラナビゲータで導入し、sharpcap+ASPSで位置補正してます。ライブスタック時間は30秒から3分です。短時間で撮影するためにも、もう少し明るい鏡筒が良かったかもしれません。
折角なので、Photoshopで90枚の写真をメシエ天体一覧にまとめてみました。電線に遮られた天体などもあるのですが、撮り直す時間はありませんでした。
思わぬ収穫はM51です。赤緯47度の位置にあり、南中時でも天頂から12度も北側で、屋根に隠れて出てこないはずが、うちのベランダが真南から少しだけ南南東側を向いているため、南中後1時間後に少しだけ屋根から出て来ることがわかりました。
また気力があったら、来年にでもトライしたいと思います。



さて、先週3/10の夜は一晩中快晴予報だったので、平日にもかかわらずメシエマラソンを実施しました。と言っても、コロナ禍ですので、お手軽に自宅ベランダにて自作の自動導入赤道儀を使って、布団に包まりながらの電視観望での観測です。
機材は、天頂付近で南北に鏡筒を振ると手摺りにぶつかりそうなので、短めのFS60CBの6cmF6の鏡筒にフォーサーズのASI294MCを付けました。ライブスタック時間は30秒から3分です。短時間で撮影するためにも、もう少し明るい鏡筒が良かったかもしれません。

19時過ぎに始めて、途中2時間の仮眠を取りながら、朝5時過ぎまで頑張ったところ、ベランダでの観測なので北側の天体や高度の低い天体は観測出来ませんでしたが、合計90個のメシエ天体が観測出来ました。観測結果のリストはこちら
最初のころは時間もあり楽ちんで、3分間ライブスタックとかも出来ていたのですが、最後の薄明開始前の夏の銀河の中の星団たちは数が多くて、自動導入とはいえ結構痺れました。
機材は、天頂付近で南北に鏡筒を振ると手摺りにぶつかりそうなので、短めのFS60CBの6cmF6の鏡筒にフォーサーズのASI294MCを付けました。ステラナビゲータで導入し、sharpcap+ASPSで位置補正してます。ライブスタック時間は30秒から3分です。短時間で撮影するためにも、もう少し明るい鏡筒が良かったかもしれません。
折角なので、Photoshopで90枚の写真をメシエ天体一覧にまとめてみました。電線に遮られた天体などもあるのですが、撮り直す時間はありませんでした。
思わぬ収穫はM51です。赤緯47度の位置にあり、南中時でも天頂から12度も北側で、屋根に隠れて出てこないはずが、うちのベランダが真南から少しだけ南南東側を向いているため、南中後1時間後に少しだけ屋根から出て来ることがわかりました。
また気力があったら、来年にでもトライしたいと思います。



9/8 ジャンクドブソニアンのファーストライト
久々の更新です。
先日、近所のリサイクルショップで、ジャンクのSkyWatcher DOB10が出品されていました。置き場に困るだろうなあ、とは思いつつも、25cmの口径の魅力と、ドブソニアン使いの憧れもあり、家族の了承ももらえたので、引き取って来ました。
鏡筒は太さ約30cmで重さ15kg、架台は底面直径が約60cmで12kg、別々に持てば移動は比較的楽ですが、25cmが限界かもしれませんね。
ジャンクの状態は、蓋パーツ、テンション調整ハンドル、接眼部パーツなど欠損多数、という状態でした。

また、主鏡は埃だらけでしたが、

食器洗い洗剤と脱脂綿で清掃したところ、かなり綺麗になりました。

接眼部はM54でしたので、MT-130のパーツが使えました。ざっと光軸を合わせて、遠くの煙突を覗いてみたところ、一応見えたので一安心でした。

ところが、夜に倍率を上げて星を見てみたところ、星像は楕円ですし、像が2重に見える状態!((+_+))
いろいろ調べてみたところ、接眼部が光軸ズレのようでしたので、調整してみたところ、何とか綺麗に見えるようになりました。
使用時は伸ばして、格納時は縮める、という構造なので、接眼部も歪んでくるのかもしれません。
昨晩の月を手持ちコンデジで撮影です。

シーイングが悪く、木星や土星はイマイチだったので、北極星です。9mmのアイピースで見てみたら、伴星も簡単に見えました。
まぐれですが、手持ちコンデジでこんなに写るとは思いませんでした。

観測開始時には、光軸合わせが必須ですね。斜鏡の光軸調整ネジを手回しできるものに変えてみましたので、レーザーコリメータで合わせて、しばらく使ってみたいと思います。ただやはり、高倍率はキツそうです。
P.S.
9/7と9/8の月、室内からX-T10直焦点


先日、近所のリサイクルショップで、ジャンクのSkyWatcher DOB10が出品されていました。置き場に困るだろうなあ、とは思いつつも、25cmの口径の魅力と、ドブソニアン使いの憧れもあり、家族の了承ももらえたので、引き取って来ました。
鏡筒は太さ約30cmで重さ15kg、架台は底面直径が約60cmで12kg、別々に持てば移動は比較的楽ですが、25cmが限界かもしれませんね。
ジャンクの状態は、蓋パーツ、テンション調整ハンドル、接眼部パーツなど欠損多数、という状態でした。

また、主鏡は埃だらけでしたが、

食器洗い洗剤と脱脂綿で清掃したところ、かなり綺麗になりました。

接眼部はM54でしたので、MT-130のパーツが使えました。ざっと光軸を合わせて、遠くの煙突を覗いてみたところ、一応見えたので一安心でした。

ところが、夜に倍率を上げて星を見てみたところ、星像は楕円ですし、像が2重に見える状態!((+_+))
いろいろ調べてみたところ、接眼部が光軸ズレのようでしたので、調整してみたところ、何とか綺麗に見えるようになりました。
使用時は伸ばして、格納時は縮める、という構造なので、接眼部も歪んでくるのかもしれません。
昨晩の月を手持ちコンデジで撮影です。

シーイングが悪く、木星や土星はイマイチだったので、北極星です。9mmのアイピースで見てみたら、伴星も簡単に見えました。
まぐれですが、手持ちコンデジでこんなに写るとは思いませんでした。

観測開始時には、光軸合わせが必須ですね。斜鏡の光軸調整ネジを手回しできるものに変えてみましたので、レーザーコリメータで合わせて、しばらく使ってみたいと思います。ただやはり、高倍率はキツそうです。
P.S.
9/7と9/8の月、室内からX-T10直焦点


昼間の星の観測
先日来観望会や部分日食観測で使用しているSkyWatcherの自動導入経緯台AZ-GTiは、Wifiでスマホやタブレットで接続できますが、複数の機器から同時に接続する場合、それぞれの機器のアプリでの現在座標がずれる、という不具合が出ていました。その後、ほしぞloveログさんにコメントいただき、本体のファームアップを3.16にアップデートすることで無事に治りました。
今日は、透明度が良さそうなので、その動作確認と6cmで昼間の星の観測です。
今回は、電車での機材運びを考慮し、カメラ三脚の雲台を外し、純正ピラーを直接付けて観測してみました。鏡筒はFS60Qです。ちょっとこの三脚はひ弱でしたが、このまま水平を取って設置します。
太陽で1スターアライメントして、金星を導入します。ちなみに太陽は、昨日も黒点が0だったようなのでパスしました。
金星は簡単に自動導入できます。明るくてわかりやすですね。iOptron12.5mm+iPhone6sでコリメート撮影。4Kビデオで撮影し、スマホアプリでトリミングと調整をしています。
続いて、木星を導入します。木星は、光り輝きませんし面積があるので、目を凝らして見ないとみつかりません。斜めの線は電線です(笑)
同じくiPhone6Sで動画で撮影して切り出しました。何とか写りました^^;
続いて、一等星も観測してみます。先日、金星の近くにあったスピカを10cmでは見ることができましたが、6cmではまだ試してみたことがありません。
最初にベガを導入してみましたが、家の屋根に遮られてました。続いてアルクトゥルスを導入してみると、無事に確認できました。結構明るいです。
その後、近くの2等星のイザールを入れてみましたが、確認できず。さらにアンタレスを入れてみましたが、これも確認できず。最後にスピカを入れてみましたが、お隣のお家の屋根に遮られてました(>_<)
結局、本日の昼間の恒星は、0.2等星のアルクトゥルスのみでした。6cmでもちゃんと見えるんですね。
このAZ-GTiは、水平だけの設定で良いので、昼間の観望には本当に便利です。
※20:30に追記月も追加
*1/20の11:30追記
ベガとアルクトゥルスを確認。0等星は見えそう。
1等星のデネブとアルタイルは確認出来ず。
1/6は部分日食
1/6は、市のプラネタリウムで日食観望会がありました。お天気も極大過ぎまでは何とか持ち、親子連れなど大勢の方々に観察していただきました。
ちょうど、太陽投影版の上の部分から欠け始めました。ネズミにかじられたおせんべいのようです。
FS60Q+X-T10直焦点、ケンコーND-100000フィルター
ISO-200、1/1000秒
途中、食分が大きくなると、木洩れ陽の形を見たり、
紙に、顔の形に穴を空けて、丸い目をニコちゃんに映した観測もしました。
このころが食分最大のころです。日食めがねも大活躍でした。
今回の撮影機材は、先日テストした以下のものです。太陽追尾も、途中まではしっかり動作していました。
撮影した途中までの画像を、SiriusCompで動画にしてみました。
2016/01/06 8:56~10:30 189枚を動画化